英国では「傲慢学会」というのがあるそうです。
「トップが助言に耳を傾けず、冷静な判断ができなくなって経営につまずく。これを「傲慢症候群」と名づけ、提唱しているのは神経科医の経歴をもつ、英政治家のデービッド・オーエン元外相・厚生相(76)だ。病気ではないが「権力の座に長くいると性格が変わる人格障害の一種といえる」という。
オーエン氏が代表格となっている研究会は「傲慢学会」とも呼ばれている。2012年から英国で開いている国際会議を中心に活動。昨年は欧米の脳外科医、生化学者、精神分析医、経営・組織学などの専門家ら、約300人が集まった。
「傲慢」に関心が集まっている背景には、ここ数年の経済危機や不況で、失態ぶりをさらけだした政府や企業への厳しい視線がある。リーマン・ショックでは、利益を追求し続け、巨額の損失をもたらした経営者らが激しい批判にさらされた。判断ミスを犯してきた理由は、冷静な判断を妨げる自信過剰があったという研究も増えている。」
監査人が経営者ディスカッションでトップと会うときにも、注意すべきかもしれません(調書には書けないかもしれませんが)。
この人もかなり傲慢な印象を受けます。
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籾井会長が私用でハイヤー、NHKに請求 監査委が調査(朝日)
「・・・NHKが利用するハイヤー会社の車両でゴルフ場と自宅を往復し、当日は代金を支払わなかった。」
籾井会長:私用車代、NHKに請求 監査委が調査(毎日)
「監査委員会はNHKを監視監督する経営委員3人で構成。内部通報を受け籾井会長ら関係者に事情を聴いている。自治体などの公的機関では立て替え払いは公私混同の温床になるとして、行ってはならないとされている。」
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