2019年の企業倒産の状況を振り返った記事。
「2019年の全国の企業倒産数は11月までに7646件発生し、前年同期比を2.8%上回っている。
リーマン・ショック翌年の2009年に中小企業の連鎖倒産防止を目的に中小企業金融円滑化法が施行されたことで、以後、2016年までは7年間連続で倒産件数が減少し続けた。しかし、その効果も一巡し、2017年には倒産件数が前年比で増加。2018年は前年比で減少したものの、今年は再び増加に転じる動きを見せている。倒産件数は「底打ち」または「増加に転じる」時期に入ったといえる。」
3つのケースを具体的に取り上げています。
『HOOTERS』運営のエッチジェー、アパレルブランド『J.FERRY』で知られるリファクトリィ、 自動衣類折り畳み機開発で脚光を浴びたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズです。
エッチジェーは、フランチャイズ契約で出店が求められていたため、無理に店舗の急拡大を行って失敗した例で、当時の代表者が絡んだあやしいカネの動きもあったそうです。2番目のリファクトリィは長期にわたって粉飾決算を行っていた例です。3番目のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは、自動衣類折り畳み機(素人目には家庭用として実用化するとはとても思えない)の開発計画で一挙に注目を集め、多額の資金を調達したが、頓挫した例です。
詳しくはDOLの記事をご覧ください。
帝国データバンクの倒産本。
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