会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

IAASB、サステナビリティ保証業務に関する基準案(ISSA 5000)を全会一致で承認(国際監査・保証基準審議会)

PROPOSED INTERNATIONAL STANDARD ON SUSTAINABILITY ASSURANCE 5000 APPROVED FOR PUBLIC CONSULTATION BY UNANIMOUS VOTE

国際監査・保証基準審議会(IAASB)は、ISSA 5000「サステナビリティ保証業務の全般的要件」の公開草案のドラフトを全会一致で承認しました。8月までに、公開されるそうです。

以下、6月28日付のプレスリリース(一部)のグーグル翻訳(一部改変)です。

「ISSA 5000「サステナビリティ保証業務の全般的要件」は、8 月までに公開協議が開始されます。

IAASB は、サステナビリティ保証に関する国際基準 (ISSA) 5000 「サステナビリティ保証業務の全般的要件」の草案を公開協議に向けて全会一致で承認しました。協議は8月上旬から2023年12月上旬まで受け付けます。

サステナビリティ、ESG(環境、サステナビリティ、ガバナンス)、気候関連情報に関する企業報告と開示に対する世界的な需要が高まる中、当審議会はこの新たに提案された基準を開発することでこの機会に対応できたことを誇りに思っております。 この基準案は、サステナビリティ報告に対する信頼性を高めることを目的としており、IOSCO 勧告に対応し、国際会計士倫理基準委員会、EFRAG、国際サステナビリティ基準審議会および IFRS 財団、グローバル・レポーティング・イニシアチブなどを含む他の基準設定者の取り組みを補完するものです。 

ISSA 5000 が完成すると、サステナビリティに関する限定的保証および合理的保証のための包括的なスタンドアローンな基準として機能します。 この基準は、どんなサステナビリティ・トピックについて報告されるサステナビリティ情報でも適用され、また、サステナビリティ情報作成に関する多数のフレームワークに適用されます。 さらに、この基準は、専門職に依存しない(profession-agnostic)ため、サステナビリティ保証業務を遂行する職業的会計士とその他の専門家による使用が可能です。」(変なところが残っていますがご容赦ください。)

公開草案が正式公表されれば、会計士協会あたりから、翻訳や解説が出ることが期待されます。

ISSB、サステナビリティ基準の最終版を公表
2024年から適用可能に、「スコープ3」や「社内炭素価格」の開示も
(日経BP)

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