能登半島地震の製造業への影響を取り上げた記事。
「1日に発生した石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震は、電子部品産業や機械メーカーなどが集まる北陸地方の製造拠点にも被害を及ぼしている。
地震の影響で複数の工場が生産を停止し、現時点で再開時期は明らかになっていない。年明け直後の大地震による被害の全容はまだ把握できておらず、長期にわたる地域経済全体への打撃も懸念される。」
具体的には、東芝、村田製作所、ジャパンディスプレイ、リコーの子会社「PFU」、東レなどです。
あまり被害がなかった会社としては、パナソニックホールディングス(HD)、シャープ、日本製鉄、アステラス製薬、大塚製薬グループなど。
東証の適時開示をみると、地震の影響を開示している企業が30件ほどあるようです。
日経はさらに多くの企業を取り上げています。
能登半島地震、北陸企業対応急ぐ Genkyは営業継続(日経)
能登半島地震、北陸企業対応急ぐ Genkyは営業継続https://t.co/xvV8X5DP7C
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 4, 2024
(補足)
令和6年能登半島地震 「上場企業の被災状況開示」調査(1月4日時点)(東京商工リサーチ)
「東京商工リサーチ(TSR)は、地震後の1月1日~4日までに地震の影響を適時開示情報で公表した上場会社を集計、調査した。これによると29社が影響を公表し、一部や軽微を含め「影響あり」(すでに解消含む)は24社だった。被災内容では、「建物の損壊・破損」が16社、「生産ラインや設備などの被害」が13社、「ライフラインやインフラへの影響」などが6社だった。」