会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日糧製パン、特別調査委を設置 決算に不適切処理の疑い(日経より)

日糧製パン、特別調査委を設置 決算に不適切処理の疑い

日糧製パン(札証)で、決算に不適切処理の疑いがあるため、特別調査委員会を設けて調べるという記事。

「製パン大手の日糧製パンは18日、決算に不適切な処理が含まれる疑いがあり、外部専門家でつくる特別調査委員会を設置し調査すると発表した。」

「日糧製パン」3月期決算発表延期 不適切処理疑いで調査へ(NHK)

会社のプレスリリース。

特別調査委員会の設置に関するお知らせ (PDFファイル)

「当社は、2023 年5月 10 日の「2023 年3月期決算発表の延期に関するお知らせ」で、2023 年3月期決算内容において一部誤りが発見され、その確認作業に時間を要している旨、公表しておりますが、確認作業を進めていく中で、不適切な処理が含まれている疑いが明らかになりました。

当社は、本事案の実態解明を行い、再発防止策の策定を含め、株主はじめステークホルダーの皆様に対する説明責任を果たすために、外部有識者を委員に含めた特別調査委員会を本日付けで設置することといたしました。」

再発防止策にまで言及しているということは、何らかの不正な処理があったのでしょう。どのような不適切処理だったのか、影響額はどのくらいかなどについて、まったく開示されていないので、少し不安になります。

コメント一覧

Unknown
何故不正が発見されないかは、数字ばかりを扱っているいる関節部門の現場力のなさです。いくら第三者機関や監査法人に依頼しても、現場を理解していない人が窓口では無意味です。不正を行なっていた人を見抜けないで昇格させていて、最終的に個人に責任を回帰させるだけの結論に帰結させるだけです。未だ体制は変わっていません。
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