最近の監査人交代事例です(2023年2月3日発表分)。
1.AHCグループ(東証グロース)
公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
新日本→史彩監査法人、の交代です。
「当社の事業規模に見合った監査対応及び監査費用の相当性を総合的に勘案した結果」とのことです。
現監査人の就任年は、2019 年です。
2.富士変速機(名証メイン)
あずさ→太陽有限責任監査法人、の交代です。
「監査継続年数が 16 年と長期に亘っていることや、当社の事業規模に見合った監査対応と監査費用の相当性を総合的に検討した結果」とのことです。
3.フジオフードグループ(東証プライム)
会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)
太陽有限責任監査法人→双研日栄監査法人、の交代です。
太陽の方から交代の提案があったそうです。
「同会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものと考えておりますが、同会計監査人より、翌期については新たな受嘱先への交代の提案を受けました。これを受け、旧優成監査法人からの通算監査継続年数が長期にわたることも踏まえ、総合的に検討した結果、この度の任期満了をもって再任しないことと決定いたしました。 」
太陽の方から契約更新を断った理由を知りたいところです。
現監査人の就任年は、1999 年です。(それなりに長いことはたしか)
交代理由に関係するかどうかはわかりませんが、会計にかかわるような最近のトラブルとしては、これがあります。
↓
当サイトの関連記事(2022年12月)(過年度有報等の訂正について)