金融庁の金融審議会が(ということは金融庁が)、東証に対して、TOPIXを見直し、採用銘柄を絞り込んだ新たな指数を作るよう求めるという記事。そのほか、株式市場の再編の議論もするようです。
「金融庁の金融審議会は東京証券取引所に対して、東証株価指数(TOPIX)を見直し、採用銘柄を絞り込んだ新たな指数を作るよう求める。時価総額が大きく売買が活発な銘柄で構成し、投資マネーが有力な銘柄に集まりやすくする。東証1部など4市場を3つに再編する議論では、それぞれの市場に上場するための時価総額などの数値基準を示さない見通しだ。」
TOPIX見直しの理由は...
「現在は第1部に上場する全ての銘柄を対象に算出しており、中には市場で流通する株が少なく売買が低調な銘柄もある。安定運用を目指す投資信託などがTOPIXの銘柄を広く買う場合、売り買いできる株が少ない企業の株価が押し上げられやすい。
このため金融審は時価総額が大きく、売買が活発な銘柄による指数を提案する。」
ということは、新しい指数からはじかれると株価が下がるということになります。
市場再編については「強制的な降格は避ける案を示す」そうです。
20日の会議の開催通知。最近は、会議の前に資料が公開されることが多いようですが、この会議の資料は、会議後の公表だそうです。
↓
金融審議会「市場構造専門グループ」(第5回)の開催について(金融庁)
(補足)
11月20日の会議資料が公表されました。
金融審議会「市場構造専門グループ」(第5回)議事次第(金融庁)
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