法人税5200万円脱税、医療機器関連会社と実質経営者を告発…隠した所得を自宅購入費に充てたか
医療機器関連会社「暁明技術」と同社の実質経営者(59歳)が法人税法違反容疑で告発されたという記事。
売上を除外していたそうです。
「関係者によると、同社は医療機器の設計などを手がけ、中国や香港に輸出するなど企業向けに販売していたが、売り上げの一部を除外する手口で、2023年3月期までの3年間で計約2億1500万円の所得を隠した疑い。××氏(実質経営者)からの借入金の返済を装い、同社の口座から××氏の個人口座に送金するなどしていたという。隠した所得は××氏が自宅の購入費などに充てたとみられる。」
輸出は、通関の記録が残っているでしょうから、除外を隠し通すのは難しそうです。借入金の返済を偽装するというのも、借り入れ時の証憑を見せろといわれたら、すぐにバレてしまいそうです。
光学部品会社、2億円所得隠し 実質経営者を脱税容疑で告発(朝日)
こちらの記事によれば、売上代金を借入として処理していたそうです。
「関係者によると、同社は医療用の光学部品を香港に輸出するなどして利益を上げていたが、受け取った売上代金を××氏からの借入金として計上するなどの方法で、2023年3月期までの3年間に約2億1500万円の所得を隠し、脱税した疑いがある。」