コンサル会社、不動産取引に絡み8200万円脱税容疑 国税が告発
「たまき」という東京都文京区のコンサル会社とその取締役が約8200万円を脱税していた疑いで告発されたという記事。
「関係者によると、同社は大手企業の社宅の不動産売買に関わってコンサル料収入を得るなどし、2022年6月期までの2年間に約3億2900万円の所得があったが、税務申告をせず約8200万円を脱税した疑いがある。得た金は××取締役が自宅に現金で保管したり、宝飾品の購入に充てたりしていたという。」
「税務申告せず」というのは、所得から除外していたということではなく、そもそも申告を行っていなかったようです。
不動産コンサルタント会社を告発 3億円余の所得隠し脱税か(NHK)
「関係者によりますと、この会社は、企業の社宅として使われる住宅などをあっせんし、コンサルタント料などを得ていましたが、去年6月までの2年間、税務申告を全く行っていなかったということです。」
3.2億円の所得隠し脱税か 不動産コンサル会社を刑事告発(テレビ朝日)
「関係者によりますと、××代表は不動産関係の仕事で売り上げが大きくなったにもかかわらず、税務申告をしていませんでした。」
大手企業相手の商売で、しかも、法人として行った業務の売上を隠すのは難しいと思われますが、それまで、売上が少なく、申告しなくても問題にならなかったので、臨時(?)収入があった年度も惰性で無申告を続けたというようなことなのでしょうか。
読売記事によると,この会社は、「事業再生コンサルタント会社」だそうです。
所得3・2億円を隠した疑いでコンサル会社ら告発…代表の自宅には金や高級腕時計(読売)
「××氏は、大手電機メーカーの役員と知り合いだったことから、土地・建物の売却に関わるようになったという。××氏の自宅からは、現金のほか、金や高級腕時計、宝飾品が見つかっており、隠した所得で購入したとみられる。」