「(仮称)中間会計基準等」の開発にあたり個別に検討が必要な論点の整理(PDFファイル)
2023年10月19日開催の企業会計基準委員会会議資料より、「四半期報告書制度の見直しへの対応」の資料です。
「四半期報告書制度の見直しへの対応」により、中間決算の基準が、新しく作られる「(仮称)中間会計基準等」と従来の中間作成基準の2本立てとなる見込みです。新しい基準の方は、現行の第 2 四半期の会計処理及び開示の取扱いを踏襲するようですが、そうなると、現行の四半期会計基準と中間作成基準の差がどうなっているのか問題となります。
資料によると、以下のような差異があるそうです。
新基準の方は、現行の第2四半期の扱いを踏襲するというのが大方針なので、この表の左側に寄せる形で決定するのでしょうが、それにしても、差異が生じる理屈づけも含めて、ひとつひとつ規定を検討する必要はあるのでしょう。