アメリカ公認会計士試験に京都産業大4年生が合格…生かしたのは陸上短距離の練習スタイル
米国公認会計士(USCPA)の試験に、大学4年生が、(ほぼ独学で)合格したという記事。
「同大学(京都産業大学)などによると、日本の公認会計士資格や実務経験がないまま、国内の大学在学中に突破するのは極めて珍しいという。コロナ禍で留学のチャンスが断たれたのをバネに猛勉強に励み、快挙をたぐり寄せた。」
勉強方法は...
「大学では、日米の会計士資格を持ち、長年米の大手会計事務所に勤めた中田謙司教授(66)の研究会に参加。専門学校の教材や日米の参考書を併用しながら、21年春からほぼ独学で1日10時間弱、専門学校の動画を1・5倍速で視聴するなど、自ら課題を設定しては解決するというノルマを課し続けた。
試験対策に生きたのが、中高時代に打ち込んだ陸上・短距離種目の経験だ。「元々足が速いわけではなく、動画や専門書で練習メニューを考えた」という探究肌で「他人任せにはせず、自分でやりきるのが合う」というスタイルで自己記録を伸ばした。科目別に受験できる仕組みを活用してそれぞれの対策を練り、22年6月から23年6月、監査、財務会計など4科目を次々と突破した。」
試験後、大手監査法人に採用が内定したそうです。
「開発支援を専門的に学びたいと、留学に備えていた」とのことなので、語学の勉強もしていたのでしょう。海外への興味や英語から、会計に進む道もあるということでしょうか。