住宅メーカーのエス・バイ・エルの不正経理問題(売上先行計上)で、国土交通省近畿地方整備局が、建設業法に基づき同社に22日間の営業停止命令を出したという記事。
建設業の会社の場合は、金融庁(金融商品取引法対象会社の場合)だけでなく、国土交通省の監督も受けるわけですが、経理の不正で国土交通省から処分されるという事例は、今までもあったのでしょうか(姉歯事件の建設会社を除く)。不正の規模からすると、少し厳しいような感じもします。しかし、これで不正経理に対する国土交通省による処分の相場ができたことになるのでしょう。
エスバイエルの場合、監査法人への通報で発覚したようです(会社プレスリリースによる)。内部通報ばやりですから、他の会社も、売上先行計上ぐらいと、軽く考えない方がよいでしょう。
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