不動産売却に関する疑惑を指摘した宗教法人神社本庁の元幹部職員が、解雇処分無効などを訴えて提訴したという記事。
「宗教法人神社本庁(東京)が所有していた不動産の売却をめぐり、上層部と購入業者との癒着の疑いを指摘する文書を作成したなどとして同庁から懲戒処分を受けた元幹部職員2人が17日、同庁を相手取り、処分が無効であることの確認や未払い賃金の支払いなどを求める訴えを東京地裁に起こした。」
「訴状によると、同庁は平成27年11月、随意契約で職員庁舎の土地・建物を東京都内の不動産会社に1億8400万円で売却。稲氏らは「売価が安すぎる」として、上層部と不動産会社の癒着の疑いを指摘した文書を作成、理事らに手渡すなどした。同庁はその後、指摘は事実に反し信用を傷つけるなどとして2人を懲戒処分とした。」
「代理人弁護士によると、不動産会社は土地・建物を別の不動産会社に即日転売し多額の利益を得た。28年5月にはさらに別の会社に3億円以上で売却されたとみられる。庁舎は昭和62年に同庁が7億5千万円で購入していた。」
たしかにあやしい取引です。
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