会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ビートHD、総会でノア案を否決 豪銀と提携へ(日経より)

ビートHD、総会でノア案を否決 豪銀と提携へ

東証2部上場のビート・ホールディングス・リミテッドが、臨時株主総会で、あやしい仮想通貨会社の株主提案を否決したという記事。豪大手金融マッコーリーと資本提携する会社提案は可決したそうです。

「可決されたのはビートが新株予約権を発行し、マッコーリーがビートの現在の発行済み株式数に対して最大48%の議決権を取得できるとする議案。賛成比率は74%だった。

一方で、ノアがビートの最大3割の議決権を取得する株主提案は賛成が27%で否決。ビート側は名証セントレックス上場のQ&Aサイト運営オウケイウェイヴが出資するシンガポールの「Wowoo(ワオー)」がビートに最大3割強を出資するもう一つの会社提案を支持していたが、賛成比率が3%にとどまった。」

「ビートを巡る争奪戦は金融庁や東証も注視していた。ノアが6月に初めて株主提案を出した際、ビートの議決権の過半取得のほか、ノアを冠した社名変更も要求していたからだ。ノアはフィリピンの開発投資をうたって独自の仮想通貨を発行した際、昨年3月に在日フィリピン大使館が「国家プロジェクトと承認していない」と注意喚起していた。」

ノアは、総会前に株式を売却していたようです。総会で負けることを予想していたのでしょうか。

ノア、ビートHD株を売却(日経)

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