不正な申請240億円 新型コロナ無料検査、医療機関など24事業者
新型コロナの無料検査事業で、24の事業者が総額約240億円の補助金を不正申請していたという記事。
「新型コロナウイルスの検査を無料にする事業で、医療機関など24事業者が東京都や大阪府など7都府県に対し、総額約240億円の補助金をだまし取ろうと不正な申請をしていたことが、毎日新聞の取材で判明した。7都府県に含まれない福岡や茨城両県も不正の調査に乗り出しており、総額が膨らむ可能性は高い。」
240億円のうち、交付済みは約30億円とのことです。
事業者の業種や、不正の手口は...
「事業者の業種別にみると、美容外科などの医療機関と薬局が多く、ホテル経営会社や医療物流会社もあった。具体的な手口は、水増し請求や検査申込書の偽造による架空請求などが大半を占めた。」
これらとは別に、大阪府で、計39億1260万円の不正申請が見つかったそうです。
大阪府に補助金不正申請、新たに39億円 コロナ検査事業(日経)
「府は2021年12月から23年3月、新型コロナの感染の有無を調べる無料のPCR検査や抗原検査について、民間事業者に委託して実施していた。これまでの調査で判明した不正申請額の合計は12業者による計約81億9000万円で、府が当初交付予定だった補助金約310億円の3割弱にのぼる。
調査によると、実際はPCR検査しか実施しなかったにもかかわらず、府にはPCR検査と抗原検査を両方実施したと報告して、実績を水増ししていた事例などが確認されたという。」
「小遣いを稼ぎまくろう」 無料検査所で交わされたLINEの中身(毎日)(記事冒頭のみ)