「山口組トップ・司忍を名乗り、顧客企業を脅した」三菱UFJ銀行の“京大卒”副支店長が脅迫容疑で逮捕〈事件はなぜ公表されなかったのか?〉
貸金庫盗難事件の三菱UFJ銀行で、ほかにもとんでもない事件が起きていたそうです。
「三菱UFJ銀行の大阪府内の支店で副支店長を務めていた男が、6代目山口組組長と同じ「司忍」などの偽名を名乗り、顧客だった企業に繰り返し脅迫行為を働いていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。」
8月に逮捕され、11月上旬には神戸地検に強要未遂罪で起訴されていたそうです。
「「大阪府内の支店で副支店長だった男が、取引先だった企業の社長らをメールなどで脅したとして、今年8月、神戸水上署に脅迫容疑で逮捕されました」(捜査関係者)
この行員は京都大学出身で、入行後は法人営業中心の経歴だった。三宮支店に勤務していた2015年から2016年にかけて、社長と知り合ったという。
「男はその後、この企業の株式を購入したそうです。ところが、株価が下落し、不満を抱いたと見られる。業務上知り得た情報を基にインターネット上の掲示板に社長への誹謗中傷を書き込んだり、『司忍』を名乗って会社側に暴力を匂わせるようなメッセージを送り付けていました。こうした行為が脅迫に当たるとして、逮捕されたのです。ただ、銀行側はこの事件について公表していません」(同前)」
本家本元から因縁をつけられたりするのはこわくなかったのでしょうか。暴力団を軽々しく名乗ることができるというのは、実際には、バブル期と違って、反社勢力との接点が少なくなっているということなのかもしれませんが...
こちらの記事を実名を出しています。
暴力団組長かたりメッセージも 三菱UFJ銀行員 取引先脅迫か(テレビ朝日)(動画あり)
「元行員の××××被告(52)が行員だった今年3月から5月までの間、取引会社の社長に対し、繰り返し辞任を迫るメッセージを送っていたなどとして強要未遂罪で起訴されていたことが分かりました。
××被告は会社の株を購入していましたが、株が下落し、不満を抱いていたといいます。
「三菱UFJ銀行」元行員 ××××被告
「死ねないなら退任しなよ。反社勢力を彷彿(ほうふつ)させる取り立て行為をさせる」」
記事後半は、貸金庫盗難事件です。
「銀行によりますと、窃盗があった練馬支店と玉川支店の貸金庫の客は約1800人です。女性管理職の話などから被害を受けた可能性が高い客は約60人で、被害額は十数億円に上るといいます。
また、「それ以外の客」にも貸金庫内の確認を頼んでいて、男性もその1人です。
それ以外の客のうち、すでに数十人が被害の可能性を申し出ているといいます。
被害を訴える男性
「僕が申告したのはプラチナのネックレスとダイヤ。代々、伝わっているものなので(ダイヤは)鑑定書がない。僕が見ても大きい、大きい石です」
銀行側は男性の貸金庫に限らず、中に何が入っているかを把握していないとしています。」
金融庁による報告徴求の受領について(2024年12月16日)(三菱UFJ銀行)(PDFファイル)
元行員の不祥事に関する対応状況等について (2024年12月16日)(三菱UFJ銀行)(PDFファイル)
(三菱UFJ銀行資料より)