国際会計基準審議会の監督を行っている国際会計基準委員会財団(IASCF)の評議会議長が、財務会計基準機構での記者会見で、「全世界で使える単一の会計基準が今後5~6年で可能になる」と述べたという記事。
「IASBの作る国際会計基準(IFRS)の使用を認めるか採用を決めた国は欧州を中心に100カ国を超え、日米も自国の会計基準との相互利用が出来るように収斂作業を進めている。
会見でザルム議長は、米国がIFRS使用を認める方向に進んでいることを指摘して、「事態は急展開している」と強調した。」
日本はこの流れについていけるかどうかという状況です。
別の報道によると、IASBの日本人理事(現在山田辰巳氏のみ)を増員するようにとの要請も行われたようですが、否定的な回答だったようです。実際に国際会計基準を使っている国・地域を優先するということなのでしょう。
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