ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の後継指標(のひとつ?)が、9日から毎日公表されるという記事。
「QUICKは5日、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の後継指標である「東京ターム物リスク・フリー・レート(TORF)」の参考値を9日から毎日、算出・公表すると発表した。午後5時に当日分のレートを公表する。5月から週に1度のペースで前週分をまとめて公表していたが、利便性を高める。
参考値は実際の金融取引には利用できないが、金融機関の事務体制の整備などに役立つ。実際の取引に使う「確定値」は21年半ばの公表開始を予定している。」
「トーフ」と読むそうです。すぐにぐずぐずになってしまいそうな名前です。
TORF参考値、10月9日より日次公表を開始(QUICK)
LIBOR関連記事。
LIBOR最大リスク「それは顧客」-訴訟の不安残るとムーディーズ(ブルームバーグ)
「パニス氏によれば、2021年末以降のLIBOR廃止後、代替指標への移行に伴う影響を十分理解していなかったと顧客が主張すれば、金融機関はずさんな対応を巡り制裁金や訴訟の対象になる危険性を抱える。
パニス氏は「これらは金融機関が最も重大と見なすリスクだ」と指摘。「グローバル規模で進められる壮大な改革の最前線に立てるよう銀行は総合的なプロジェクトチームの採用に動き、最高財務責任者(CFO)らは市場協議に参加している。だが、大部分の借り手はそうではなく、ただついて行くだけだ」と述べた。」
LIBORの恒久的な公表停止に備えた対応について(金融庁)(再掲)
(補足)
[社説]「LIBOR」廃止への備えを万全に(日経)(記事冒頭のみ)
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