JR北海道の子会社幹部が取引先から利益供与を受けていたという疑惑があり、国土交通相が調査を指示しているという記事。
「太田昭宏国土交通相は7日の閣議後の記者会見で、JR北海道の保線業務子会社である北海道軌道施設工業(札幌市)の幹部が業務の発注先から利益供与を受けていた疑いがあり、JR北海道に「しっかり調査して報告するように強い姿勢で指示している」と述べた。」
こちらはもう少し詳しい記事。
JR北海道子会社、現金供与を09年に把握 調査ずさんで不問に(北海道新聞)
内部告発があったときに調べが甘かったようです。
「北海道軌道によると、09年、「社員が下請けから現金を受け取っている」などと記された匿名の手紙が会社宛てに届いた。手紙には社員らの実名は書かれていなかったが、現金を渡しているとされる苫小牧市の下請け業者(10年に倒産)名が明記されていた。
北海道軌道は手紙が届いた直後、役員を派遣し、下請けの社長(当時)に事情を聴いた。社長は出張所の幹部とOB計4人の実名を挙げた上で、現金提供を求められたことを打ち明けたという。
これを受け、北海道軌道側は4人のうち、出張所幹部の1人から聞き取り調査を行ったが、幹部は現金受け取りは認めたものの「個人的に借りた」と説明。役員は社長にあらためて「個人間の貸し借りでいいか」と確認したところ、社長から反論がなかったことを根拠に「問題ない」と結論付けたとしている。」
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事