清水建設のJVが原発事故関連の工事で、架空の作業に対して請求していた疑いがあるという記事。金額的にはたいしたことはありませんが、ちょっと悪質です。
「福島第1原発で、原発事故後の工事を行っている清水建設の共同企業体、JVの作業報告書に、実際にはいない作業員が記載され、およそ4,000万円が架空請求された疑いがあることがFNNの取材でわかった。」
「架空の作業員は、原発からおよそ25km離れた広野町などで働いていたことになっていた。
別の清水建設JVの関係者によると、作業報告書への架空の記載は、この責任者の指示で行われていて、2014年1月から2016年11月までのおよそ3年間にわたり、7人の名前を使って、延べおよそ1,500人分にのぼり、作業員代およそ4,000万円が架空請求された疑いがあるという。
清水建設JVの責任者は、作業報告書にウソの記載をして架空請求を行ったのかどうかについて、「会社からお答えします」と述べ、明言を避けた。」
清水建設の監査人は、売上を確かめるだけでなく、架空売上見合いの不正な支出がなされていないかどうかも、見るべきでしょう。
同じ記事の動画です。
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清水建設、原発で架空請求か FNN独自取材(Yahoo)
福島県における当社作業所に関する一部報道について(清水建設)
「本件については、現在、外部の専門家を含め、事実関係を調査中です。」
こちらの問題はどうなっているのでしょう。
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【除染費不正】「詐欺に当たらず」 安藤ハザマ調査委が同社に調査結果報告(産経)
「東京電力福島第1原発事故の除染費不正取得事件で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた準大手ゼネコン「安藤ハザマ」の調査委員会が「詐欺には当たらない」とする調査結果報告書を同社に提出したことが29日、関係者への取材で分かった。」
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