日本公認会計士協会は、プレスリリース「会員監査法人における継続的専門研修の不適切な受講について」を、2020年9月7日に公表しました。
「本日、日本公認会計士協会の会員監査法人から公表された継続的専門研修(CPE)における e ラーニングの不適切な受講は、公認会計士の資質の維持・向上を図るためのCPE制度の趣旨に鑑みて、高い倫理性が求められる公認会計士としてあってはならない行為であると深刻に受け止めており、誠に遺憾であります。 」
問題の監査法人だけでなく、協会や他の法人の e ラーニングシステムについても確認中とのことです。きちんと受講しているかどうかのチェックが厳しくなる可能性もありそうです。
日経や朝日の報道によれば、悪質さによっては「登録抹消もあり得る」ようです(会計士協会自体には登録抹消の権限はありませんが、金融庁に要請することはできます)。
研修不正に関する内部告発が続々と出てきて、業界全体の問題となったりしないとよいのですが...
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