会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

修正国際基準の改正(企業会計基準委員会)

改正「修正国際基準(国際会計基準と企業会計基準委員会による修正会計基準によって構成される会計基準)」の公表

企業会計基準委員会は、改正された「修正国際基準(国際会計基準と企業会計基準委員会による修正会計基準によって構成される会計基準)」を、2016年7月25日付で公表しました。

2015年に公表された当初の修正国際基準では、2012年までにIASBにより公表された「会計基準等」を対象にしていましたが、今回の改正は、2013年中の公表分をエンドースメント手続の対象として検討を行ったものです。

具体的には、新たに、IFRS 第 9 号(2013 年)に関して、次の 2 項目を「削除又は修正」しています。

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品への投資をヘッジ対象とした公正価値ヘッジのノンリサイクリング処理

・キャッシュ・フロー・ヘッジにおけるベーシス・アジャストメント

基準としては、「修正国際基準の適用」と企業会計基準委員会による修正会計基準第2号「その他の包括利益の会計処理」の2本についての改正となります。

当サイトの関連記事(修正国際基準の公表)

ちなみに、東証の調査によると、新日鐵住金が「IFRS又はJMISを適用予定」とのことです。(すなおにIFRSを適用した方がいいと思いますが)

当サイトの関連記事(「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について)
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