会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

監査人交代事例3件、うち仰星への交代が2件

監査人交代事例です(大手間を除く)。

1.未来工業(東証1部上場)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

トーマツ→仰星監査法人、の交代です。

交代理由としては、監査継続年数や監査報酬などについてふれています。

「現在の会計監査人については、会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものの、監査継続年数が長期にわたることや当社事業規模及び内容を考慮した監査手続きを実現すること、並びに上記3.の理由により、新たに仰星監査法人を会計監査人として選任するものであります。」

「...新たな視点での監査が期待できることに加え、品質管理体制、独立性、専門性、監査業務の実施体制及び監査報酬の水準等を総合的に勘案した結果、当社の会計監査人として適任と判断したためであります。」

2.南海プライウッド(東証2部)

公認会計士等の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

西日本監査法人→仰星監査法人、の交代です。

監査継続期間などを理由としています。

「西日本監査法人については会計監査が適切かつ妥当に行われることを確保する体制を十分に備えているものの、同監査法人による監査継続期間が相応の年数を経過していることから、改めて公認会計士等の評価・見直しを行うべきと考え、複数の監査法人を対象として検討してまいりました。その結果、公認会計士等の交代により、従来とは異なる視点や手法による監査を通じて当社財務情報の更なる信頼性の向上が期待できると判断したため、西日本監査法人に代えて、仰星監査法人を新たな公認会計士等の候補者に選任するものであります。」

3.エコミック(ジャスダック上場)

会計監査人の異動に関するお知らせ(PDFファイル)

トーマツ→三優監査法人、の交代です。

監査継続期間や機動的な監査などを理由としています。

「有限責任監査法人トーマツの監査対応と監査報酬の相当性については妥当であるものの、監査継続期間が長期にわたっていること、また新たな視点での監査及び当社の事業規模に応じた機動的な監査が期待できることを重視して、上記3.の理由により、その後任として新たに三優監査法人を会計監査人として選任するものであります。」
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