7月に金融庁長官が交代するという記事。
「政府は28日、金融庁の栗田照久長官が退任し、井藤英樹企画市場局長が昇格する人事を発表した。井藤氏の後任には油布志行総合政策局長を充てる。総合政策局長には屋敷利紀審議官が昇格する。」
現長官は1年で退任です。
「井藤氏は企画市場局長を2年務め、政府のめざす「資産運用立国」の実現に向けた改正金融商品取引法の成立などをになった。」
金融庁長官、サプライズの交代 「資産運用立国」前面に(日経)(記事の一部のみ)
「今回の人事は、岸田文雄首相の肝煎りの政策である「資産運用立国」の推進に主眼を置いたとみられる。
金融庁内や金融業界では、栗田氏が1年で退任する人事は驚きをもって受け止められた。」
投資家の要求をできるだけ受け入れて、日本にカネを集めようという方向性だと、開示(例えばサステナ開示)に関しても投資家目線で、積極的になるのでしょうか。岸田首相が約束した総会前有報開示も進む?
「〔長官〕
井藤 英樹氏(いとう・ひでき)東大法卒。88年に大蔵省(現財務省)に入り、政策立案総括審議官を経て22年6月企画市場局長。59歳。岡山県出身。」