会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日産の西川社長が退任示唆、ゴーン前会長巡る一連の問題で責任(ブルームバーグより)

日産の西川社長が退任示唆、ゴーン前会長巡る一連の問題で責任

日産自動車の社長が責任をとってトップから退く意向を記者会見で明らかにしたという記事。

「日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者は24日夜に開いた記者会見で、同社前会長で特別背任の罪などで起訴されたカルロス・ゴーン被告をめぐる一連の問題の責任を取る形で、ガバナンス体制の構築にめどをつけた上で経営トップから退く意向を明らかにした。」

「西川社長はこの日、ルノー取締役会終了後の午後10時ごろから横浜市の日産本社で開いた会見で一連の問題について「私も含めて過去の経営陣の責任は重い」と発言。その上で「そのあとの体制を作らないといけない。会社を軌道に乗せてバトンタッチすべきであると思っている」と話した。定時株主総会のある「6月うんぬんではなく、できるだけ早く私の果たすべき責任を果たして次に引き継げる状態にしたい」と考えているとも述べた。」

記者会見では、質疑応答の最初の方で、責任に関する質問がありましたが、辞めると明言しているわけではありません。日経などを読んでも、退任を示唆する発言があったとは書かれておらず(「今、日産が置かれた状況で責任を果たすことも重要だ」というこれからも社長を続けるととれる発言を紹介しています)、フライング気味の記事なのかもしれません。ただ、大株主であるルノーから、辞めなさいといわれている可能性はありそうです。

記者会見の動画。

https://www.youtube.com/watch?v=JmDHt1K38Ck
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