レッド・プラネット・ジャパン(ジャスダック)のプレスリリース。
2020年12月期の会社法決算について、監査意見不表明になったとのことです。
「当社は、2021 年3月8日に、2020 年 12 月期の計算書類及びその附属明細書並びに連結計算書類に関し、当社の会計監査人である監査法人やまぶきより、会社法第 436 条第2項第1号の規定に基づく監査及び会社法第 444 条第4項の規定に基づく監査について、監査意見を表明しない旨の監査報告書を受領いたしました...」
継続企業の前提の問題です。
「当社は、監査法人やまぶきより、現時点において事業の遂行に必要な資金調達の目処が立っておらず、具体的な資金計画が提示されなかったことにより、経営者が継続企業を前提として計算書類及びその附属明細書並びに連結計算書類を作成することの適切性に関する十分かつ適切な監査証拠を入手することができないことを理由とする、2020 年 12 月期計算書類及びその附属明細書並びに連結計算書類に対する監査意見を表明しない旨の監査報告書を受領いたしました。」
継続企業の前提に関する監査対応は、リーマンショックのときにルールが少し緩められ、意見不表明になるケースは、かなり少なくなったと思われますが、資金計画が提示されなかったというのでは、不表明もやむを得ないのでしょう。
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