会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「情報開示の優等生」日立が進めた大胆な断捨離 受賞歴多数の「統合報告書」でページ数を半減(東洋経済より)

「情報開示の優等生」日立が進めた大胆な断捨離 受賞歴多数の「統合報告書」でページ数を半減

日立製作所が、最新の「統合報告書」のページ数を、前年と比べて一気に半減させた(106ページ→53ページ)ことを取り上げた記事。

「「正直に言うと、投資家から受け入れられるのか不安な面はある。それでも掲載内容の大幅な絞り込みにチャレンジした」。日立製作所のインベスター・リレーションズ担当部長、谷内由布子氏はそう言ってはにかんだ。」

重複部分をなくすなどの工夫をしたようです。

「...ページ数を大幅に減らせたのは、事業に関する記述を全面的に見直したからだ。脱炭素など環境についての施策を統合報告書と同時に公開した「サステナビリティレポート」に完全移行し、重複部分をなくしたことも大きい。

そもそも統合報告書の制作を担うIR部門は、統合報告書を作るだけではなく、投資家への説明などで「使う側」にもなる。谷内担当部長は、「事業セクターごとに4ページあると投資家に説明しづらい。対話のツールと位置付けて、1ページにまとめたほうが理解してもらいやすいと考えた」と語る。」

統合報告書(日立製作所)(統合報告書とサステナビリティレポートへのリンクが掲載されています。)

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