東洋建設(東証プライム)が、大株主である任天堂創業家の資産運用会社にいわれて、前経営陣のガバナンスについて調査するという記事。
「東洋建設は20日、自社へのTOB(株式公開買い付け)提案を巡る意思決定などで、前取締役会のガバナンス(企業統治)に問題がなかったかどうかについて調査を始めると発表した。同調査の開始で大株主である任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」と合意した。」
「YFOは9月下旬にも改めてTOBを提案するとしている。」
弁護士2人に調べさせるそうです。
弁護士を使って、難癖をつけ、前体制から残っている取締役を追放し、あるいは、ゆさぶりをかけ、自分たちの好きなようにやろうということでしょうか。
会社のプレスリリース。
当社株主との合意に基づく調査の開始及び株主による臨時株主総会の招集許可申立ての取下げ(予定)に関するお知らせ (東洋建設)(PDFファイル)
調査の目的事項は...
「(1)株式会社インフロニア・ホールディングス(以下「インフロニア」といいます。)が 2022 年3月 23 日に開始した当社株式に対する公開買付け(以下「インフロニア公開買付け」といいます。)に対する当社の賛同表明のプロセス
(2)当社の第 100 回定時株主総会(以下「本定時株主総会」といいます。)での買収防衛策議案及び取締役選任議案の策定、上程及び撤回に係るプロセス
(3)YFO 及び株式会社 KITE(以下、YFO と総称して「本非公開化提案者」といいます。)による非公開化提案を含む対抗提案に対する当社の検討・意思決定プロセス」
調査委託先の弁護士は...
「弁護士 牛島 信(牛島総合法律事務所)
弁護士 奥田 洋一(森・濱田松本法律事務所)」