10月24日に開催された東芝臨時株主総会の模様を伝える記事。
決算関係は...
「続いて綱川社長が17年3月期決算についての説明を始めた。財務担当の平田専務、監査委員長の佐藤社外取締役が文書を読み上げた。
佐藤氏は監査法人との意見の対立について「監査委員会としては、工事引当金を計上すべきだというPwC(あらた監査法人)の意見はおかしい。PwCからは具体的にどんな情報を利用すべきだと考えているのか。いくら修正すべきか、具体的には記されず、あらたの見解を了承するのは困難だった」と説明した。」
あらた監査法人からの説明はなかったようです。
東芝の半導体売却、臨時株主総会で承認(朝日)
「決算をめぐっては、PwCあらた監査法人が米国の原発事業で生じた損失に関して「16年3月期に計上すべきだった」と疑義を突きつけている。株主から「両方の意見を聞くべきだ」としてあらた監査法人の出席を求める動議も出されたが、否決された。」
【東芝臨時株主総会詳報】(1)半導体子会社の売却先 綱川社長「妥当と判断」(産経)
「その後、財務担当の平田政善専務が29年3月期決算で監査法人から決算のお墨付きである「適正意見」が得られなかったことに対する東芝の見解を説明。米原発事業の巨額損失を東芝の経営陣が認識した時期をめぐり、PwCあらた監査法人と見解の相違があり「当社としては会計基準に準拠した処理を行っているとの認識だ」と述べた。」
東芝CFO、前期決算の限定付適正意見「見解の相違」 株主総会(日経)
「その上で「前任の新日本監査法人からも当社の見解に同意する旨を表明して頂いており、あくまでも(PwCあらたとの)見解の相違だ」と強調した。」
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