東芝粉飾事件を扱った日経ビジネスの本の書評。(当サイトでも紹介した本です。)
書評では、なぜか、監査法人のガバナンスの話になっています。そこがポイントではないような気もしますが。
「東芝に関する告発だけでなく、監査法人と企業のなれ合いをファクトベースで鋭く指摘している点も、本書の特徴だ。東芝など多額の報酬を支払う大手企業は「プライオリティアカウント」と呼ばれ、監査担当者は出世が早い——。そんな生々しいエピソードを、会計士へのインタビューをもとに読者に提示する。企業だけでなく、監査法人のガバナンス改革が必要であると痛感させられる。」
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