金融庁が、金融機関との対話に「心理的安全性」という考え方を取り入れているという記事。
「金融庁によると、心理的安全性とは、「一人一人が不安を感じることなく、安心して発言・行動できる場の状況や雰囲気」のことだ。」
「実際、グーグルの社内でも心理的安全性の高いチームのメンバーは離職率が低く、多様なアイデアをうまく利用し、収益性が高いといった特徴があるという。」
「金融庁の遠藤俊英長官も数年前にグーグルを視察した際、この話を聞いて感銘を受け、昨年12月から金融庁でも導入。」
「この夏からは、金融庁が金融機関との対話でも心理的安全性を重視することを決めた。「監督する側」と「される側」という関係性では、いつまでたっても金融機関の本音を引き出すことができないと考えたからだ。」
監査事務所の検査でもこの考え方は取り入れられるのでしょうか。
悪い考え方ではないと思いますが、想定外の不祥事が起きたり、次の長官が方針を変更したりして、こわもて路線に戻ると、ダブルバインド状態になってしまうかもしれません。
「効果的なチームとは何か」を知る(グーグル)
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