株主総会招集通知に「スキルマトリックス」を掲載する上場企業が増えてきたという記事。
「上場企業の間で、取締役の得意分野が一目で分かる一覧表を開示する動きが広がり始めた。「スキルマトリックス」と呼ばれ、3月期決算企業の約15%が、今月の株主総会の招集通知に掲載した。」
「スキルマトリックスは企業経営や財務会計、営業など経営戦略の実現に必要な分野のうち、それぞれの取締役がどの分野の専門性を持つかを示した表。2008年のリーマン危機後、取締役会の監督機能強化策として米国で導入され、国内では16年ごろから活用が始まった。
株主総会の招集通知で、取締役人事案の参考資料として示す企業が多い。三井住友信託銀行の調べでは、6月総会の招集通知に掲載したのは331社(9日現在)と、昨年の5倍超に上った。」
パナソニック、SOMPOホールディングス、伊藤忠商事、東芝の例を紹介しています。
「今回の株主総会シーズンで最も注目を集めた東芝も開示。再任が否決された永山治氏の欄には「企業経営」など3分野の能力があると記載していたが、株主の信任を得られずに終わった。」
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