2012年度最終日の取引で、日経平均株価が年度末として5年ぶりに1万2000円台を回復したという記事。
「2012年度最後の取引が行われた29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は61円95銭高の1万2397円91銭と、年度末として5年ぶりに1万2000円台を回復した。東証1部上場企業の時価総額の合計も2割増の約359兆円。企業が保有する株式の含み益は6割増で、業績回復や投資の活性化につながりそうだ。」
事業会社や金融機関の決算にもプラスとなりそうです。
「決算期末の株価で保有株式の評価額が決まるため、企業業績回復にも寄与しそうだ。野村証券が29日に試算した事業会社1848社の保有株含み益の合計は11.1兆円に上り、12年9月中間決算で株式評価損を計上した企業も、ほとんどが解消されるとみられる。」
「・・・大和証券によると、5大銀行グループ(3メガグループとりそなホールディングス、三井住友トラスト・ホールディングス)の保有株含み益は3.0兆円で、1年前の8783億円から3倍超に膨らんだ。」
新しい会計基準や開示の適用も大きなものはなく、有価証券の減損もなさそうだ(もちろん会社によりますが)となると、心配なのは、本業の業績だけでしょうか。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事