福井工業大などに新学部設置を認めず 文科省、書類偽造など理由
文部科学省が、2つの学校法人に対して、一定期間、新学部や新学科の設置を認めないとする処分を決定したという記事。
「文科省によると、金井学園は、福井工業大スポーツ健康科学部を15年に設置した際、提出した土地賃貸借契約書の所有者の署名を理事(当時)が偽造していた。山野学苑は過去4回にわたり、法人の規則にあたる「寄付行為」の変更の際、理事会や評議員会を開催したという虚偽の議事録を提出していたという。」
大学を設置するような学校法人でも、コンプラやガバナンスはこんなものなのでしょうか。
福井工業大学など運営の学校法人 書類偽造で行政処分(NHK)
「この契約書は2014年に作成されたもので、学園によりますと、ことしに入って地主が亡くなったため、親族と契約を結び直した際に偽造が発覚しました。
学園側が調査したところ、担当だった当時の理事が、地主が行うはずの署名や押印を自分で行っていたことがわかり、ことし5月、文部科学省に報告したということです。」
学校法人の寄附行為及び寄附行為の変更の認可に関する審査基準第二の七の規定に基づく期間について(通知)令和5年11月28日(文部科学省)(金井学園)
学校法人の寄附行為及び寄附行為の変更の認可に関する審査基準第二の七の規定に基づく期間について(通知)令和5年11月28日(文部科学省)(山野学苑あて)