金融庁が、地方銀行のビジネスモデルにまで踏み込んで、地域金融行政の大改革に乗り出しているという記事。書籍の宣伝記事のようです。
金融庁が、預金者・保険契約者保護やそのための金融機関監督などの本来の仕事を逸脱して、金融機関がそれぞれ自己責任でやればいいはずの経営にまで口を出すというのは、とんでもない話だと思いますが、興味のある方はどうぞ。
(「捨てられる監査法人/生き残る監査法人」というのもあるのでしょうか。監査法人ガバナンスコードをきっかけとして、金融庁が捨てる監査法人と生き残らせる監査法人を選別しようとしているのでは。)
![]() | 捨てられる銀行 (講談社現代新書) 橋本 卓典 by G-Tools |
保証協会と企業「接触なし」7割 経営状況把握せず、無責任な実態(東京)
金融庁が調べたものです。
「保証協会が大半の小規模企業の経営状況を把握せずに、返済保証をしている無責任な実態が浮き彫りになった。」
余計なことをしない方が、保証料を抑制できて、中小企業にはプラスなのでは。
金融庁、初めて中小企業から聞き取り 地銀と企業との取引実態を探る(産経)