約3年前の記事ですが、今でもときどき稚ブログの人気記事に上がってくることがあり、
改めてそのときの記事を読み返してみました。
そこで新たに感じたことがあったので、そのことを少し書こうと思います。
あの投稿記事を新聞で読んだとき、面接官=いじめている悪い人、その女性=かわいそうな人、
という受け取り方で、その面接官もずいぶんなことを言うなぁと思ったのですが、
改めて考えてみると、この面接官は、この女性がどれほど本気か、覚悟があるかを問うたのではないか―ということです。
周りはずっと年下ばかり、勉強も責任も半端ない仕事、
中途半端な覚悟ならおやめなさい、ということを伝えたかったのではないか。
そこでその女性は、ひるんでしまったのではと。
「今41歳のあなたが仮に入学して看護婦になったとして43歳だが、
そこまでして(自分の年齢の半分くらいの若い人の中に1人混ざって勉強して)
看護師になる意味があると思いますか」
この質問を投げかけられたことで、
自分の中の迷いや自信のなさをふっ切って、若い人の中に混じって果敢に取り組んだら
スタートこそ人より遅くとも、いい看護師さんになっていたかもしれない、そう感じたんですよね。
「意味があると思いますか?」、それに対して「ある」と決めるのは自分。
それを「ない」と否定できる権利など誰にもないはず。
実際学び始めてみて、現場に出てみて「適性」について考えることもあるかと思いますが、
同じ年代の者として、あのシーンでめげずに、「あると思います」と挑戦していたら、
挑戦する選択肢もあったのだな、ということを考えてしまいました。
あのときの女性は、あれからどうしたでしょう。
独身であろうとなかろうと、同じ女性として、
どこかであの女性が自分自身に納得のいく生き方をしていてくれたらと、今は思います。
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カイルア(管理人)
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すみれ
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