アラフィフのキャンプ好き日記

固定観念に風穴を開ける本

たまたま訪問した知人からこれいいよと一冊の本を薦められた。
美輪明宏の『人生ノート』がそれだ。

美輪氏の本はまだ読んだことはない。
オネエマンズやアーティストじゃないけれど、今でこそ男性が女装したりメイクしたりというのは驚くことでもなんでもない。
でもあの時代、三島由紀夫などが生きていた時代から男性でありながら女性さながらの装いを貫いてきた美輪氏の言葉には一家言あるというものを感じてはいるにはいた―。

けれども、なんとなく好きになれないというか、それは特に『オーラの泉』に江原啓之氏と並んで一緒に出演していることがマイナスイメージ(個人的に江原氏を含むスピリチュアル全般が好きではないもので…)となって、何年か前に友人から美輪明宏の本がすごくいいと聞かされたことがあったのですが、「へ~そうなんだ~」で終わっていたのでした。

がしかし。
食わず嫌いはいけませんね。

「読む常備薬」

カバーにあるこの言葉が効いてます(笑)

知人いわく、この本読んでごらんよ。
面白いよー。難しく考えないで2時間ぐらいで読めちゃうよ。

離婚なんて、へそで茶を沸かすようなもんよ~
(と思えるよ)

へっ、へそで茶を・・・ですか

私は言葉や文章を考える仕事をしているが、時折、まったくそういう場所からかけ離れた人から、この言葉イイわ~~~という言葉に出会うことがありますが、昨日はまさしくそんな感じで、そのフレーズ、いただきと心の中で思っておりました。

話がそれました、本の話でした。
まだ途中ですけど、第2章「男は強くて女は弱いという錯覚」はおもしろい。
おもしろいというより、本来そうなんだよね~、私も今ならそう思うと感じることばかり。

日本人なら誰もが思ってしまいそうな、実際人や自分に言ってしまいそうな平均的固定観念を滅多切り(?)にする痛快さ。

思いますね。
男はなんて繊細で弱弱しい生き物で、
女はなんて強く図太く逞しい生き物かと。

元夫もそうですが、ときどき覗くサイトを見ていても男性ってロマンチストですよねー

定年後は大切な人と海の近くで暮らしてスローライフを楽しみたい・・・
二人して歳をとっても、いつも手をつないで買い物や散歩できるような・・・
そういうふわふわしたイメージを大切に持っている男性って多くないですか(笑)

やっぱりとあるサイトで「結婚したら妻が豹変!騙された!?」と大慌てしてる男性がいらっしゃいました。まぁ、専業主婦なのに味噌汁はインスタント、ご飯も炊かないのに生活費だけはがっぽりもらってまだ足りないという、あまりにもひどいといえばひどい奥さんですが、美輪明宏のこの本の第2章には、その男性にぜひ一読いただきたいことがズバッ!と書いてありました―。

この本の、特に第2章は、結婚前、というか独身の人に読んでもらうといいんじゃないかなー、うん、読んでみるといいと思います。

ところで―。
今日所用があって家を出て用意を済ませて戻ってきたら、ちょうど玄関で鍵を閉めている元夫に遭遇
なんか、コインランドリーにたまりにたまった洗濯物を出しにいくところのようだった。

一瞬、ちょっとの間お互い目があって、よく聞こえないけど元夫がなんか言った。
聞こえないけど咄嗟に「うん」ととりあえず相槌を打った。

久しぶりに正面から見た(といっても4mぐらい離れていましたが)元夫の表情は、なんだかとても穏やかに見えた。

でも、もうとても遠くの人のように感じる自分になっていました。
ここで眠るのも、あと9夜となりました。

コメント一覧

管理人
そうなのですね
お返事いただいてありがとうございます。
「長年待っていてくれた」―ということですから、お知り合いになって長いお方で気心が知れているのでしょうね。

お幸せそうで何よりです。
一緒にいて和めるっていいですね。

「次」はかなり慎重になりそうですが、いい出会いを諦めずに頑張ろうと思います
こまり
すでに一緒に住んでいるパートナーがいますよ。

会社での地位がそれなりの立場であるので、
離婚して間がない(旧姓に戻してないので知らない人も多い)のに、
なにも早々に私生活を発表する必要もないし、
入籍は数年先でいいと思っていますが。

特に趣味が合うわけでもなく、会話も元夫ほどは弾みませんが、
一緒にいてこれほど和む人はいません。

顔も仕種もなにもかもが大好きですしね。長年待っててくれたのだから、彼も同じ気持ちだと思います。

大事にしてもらっていますし、彼を幸せにしてあげたいと思っています。
管理人
結婚を継続する相性
いろいろ不安はありますが、もう前に進むしかないところまできたので、だいぶ元気に&気持ちがすっきりしてきました。

相性って、つくづく様々な要素があるものだと思います。互いに努力したり、折り合いをつける(早い話が妥協、ですね)ことで補えることもありますが、生理的or感覚的なものも軽視できないものですし―。

相手を選ぶには、まず自分をよく知ることかなと今思っているところです。

ところでこまりさんは、これまでにあるいは今後の人生で再婚を考えたことはありますか。
(答えたくないようでしたらOKです)
こまり
文面から、
少し元気になられた感じが伝わってくるような気がします。


お年頃や世間の通念に後押しされて結婚することは多いと思いますね。

私は「気が合うし、嫌いなところがない」というのが決め手で前夫と結婚しました。
28歳で大殺界目前でした。

別れた理由は一言でいうと「性格の不一致」ですが、もうひとつ「異性として惹かれなかった」ということが大きな要因でした。

自分が女としての業が強いことは認識してはいましたが、
結婚は日常で怠惰なものだと思っていた(実際そうなのですが)ので
「異性として好きであること」を正直軽んじていました。

一応、彼の名誉のために言っておきますが、世間一般ではハンサムの部類だと思います。
私は面食いなので。
友人達からも羨ましがられていました。…でも、ダメでした。

人としては今でも大好きです。けれど気持ちが寄り添うことはありませんでしたね。

価値観は人それぞれなので、ご自分の性格や人生においてのプライオリティをようく考えて
今後のパートナー選びをすることが肝心ですよね。
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