明日も仕事が早いからと寝付いて少し経った23時半頃、ダーリンの携帯に病院から着信、すぐに来てくださいと。
ダーリン父のときもそうでしたが、最期は自然に任せたいと、人工呼吸器や心臓マッサージ(実際にはものすごい力が加わるため、高齢の場合肋骨が折れてしまうと医師から聞き、そんなことになるなら何もせずに生まれ変わらせてあげたいと)は希望していませんでした。
急いで着替えて病院まで10分。義母さんは見た様子では、もう亡くなっていました。そばにある心拍数の機械はドラマのように大きく「0」。医師による死亡確認時刻は23:59。
夕方会ったときは、丁度リハビリ中で、療法士さんが体を起こしてベッドに座らせる動作をしていたのですが、義母さんの首が何度もカクンと下にうなだれてしまうのです。あれ?眠いのかなと思っていたのですが、あのときから既に義母さんの体は永遠に眠る方向に動いていたのかもしれません。夕飯も欲しがらなかったと看護士さんから聞いたので、食べることが一番の楽しみの義母さんなので、それも義母さんらしくないですし。
急逝したダーリンのお姉さんに代わり、両親を日本海側の街から太平洋側の街に移して4年、亡くなったのはどちらも、その日亡くなるとは思いもせずに二人でお見舞いに訪れた後の数時間後。なんともあっけないものでしたが、義父母ともに病気がちではありましたが、生ききったと思うし、私たちもできるだけのことはさせてもらったと思います。
私もダーリンも40代で、二人ともの両親を見送る形になりました。義母さんのお迎えを待つまでの間、お互いに、自分の最期はどんなだろうと思い巡らしました。まだ少し早いけれど、少しずつそういうことを考え始める世代になってきた、のかもしれませんね。
とにかく、人の命は、こんなにもあっけなく消えてしまうものなのだなぁと、改めて感じた二人でした。
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