後回しになっていた青磁花瓶の削りを本日行ってます。
私の場合ロクロは左回り、リバースのポジションで行います。
左手で抑えて右手でカンナを握る場合この方が削りやすい。
水引きと同じに右回りで削りをやる方もいますが抑えにくいため
粘土でガチガチに固定する例が多いようです。
ロクロの右回り、左回りについては歴史的に手回しの轆轤を使ってきた瀬戸系の右回りと
蹴る轆轤を使ってきた唐津系の左回りに大きく分かれるようです。
窯場としての歴史がその二箇所に比べて比較的新しい益子では
蹴るロクロを水引きでは右回り、削りでは左回りと使い分けてたようです。
作業能率から合理的な形になったのでしょう。