冬木の濃き影を踏むその確かさを踏む
寒禽を鳴かせて山の樹々しんと
椿の葉のてらてら今日の晴れの丘
寒晴れて地上の音の空へ消える
寒禽を鳴かせて山の樹々しんと
椿の葉のてらてら今日の晴れの丘
寒晴れて地上の音の空へ消える
椿咲く日よ
高橋信之
紙飛行機と小鳥が飛んで秋高し
横浜市中央図書館
風吹き過ぎそれから降ってくる黄葉
横浜徳生公園
水鳥の池にひろびろ天の青
冬天の輝きがわが歩く頭上に
鎌倉・報国寺三句
黄葉降る地に着くまでをきらきらと
犇きて竹生え冬天のゆらぎ
竹林の底に冬天の底に居る
水仙の花咲くまでを葉のあおあお
椿咲く日よ過去ありありと
活けられて椿の花のところ得し
高橋信之
紙飛行機と小鳥が飛んで秋高し
横浜市中央図書館
風吹き過ぎそれから降ってくる黄葉
横浜徳生公園
水鳥の池にひろびろ天の青
冬天の輝きがわが歩く頭上に
鎌倉・報国寺三句
黄葉降る地に着くまでをきらきらと
犇きて竹生え冬天のゆらぎ
竹林の底に冬天の底に居る
水仙の花咲くまでを葉のあおあお
椿咲く日よ過去ありありと
活けられて椿の花のところ得し