夫と死別 様々な思いを綴るブログです

夫を突然死で亡くした妻、kakoが書いています
過去、現在、未来…
様々な思い出や気持ちを
言葉にしてみたいと思います

価値観の違い

2019-09-10 12:33:00 | 後ろ向きの気持ち
夫が亡くなった時から今日まで
色々な方々と会ったり
話したりしました
当然ながら
夫の会社の人や友人知人
親戚など
夫側の人達と交流する機会が
たくさんあった訳です

そしてまた
私の友人にも数少ないですが
伝えたので
それに対する反応もありましたが…

やはり価値観はそれぞれで
私の想いと
似たような人は
ほんのひと握りなんだな、と
思いました

経験の無い人に
同じ気持ちに
なってもらえるはずも
無いのだから
仕方ないけれど
わからなくても
寄り添うことは
出来るような気がします

そう言う意味では
夫を亡くした悲しみや
寂しさ
喪失感や後悔
本当に複雑な気持ちを
もし同じ経験を
これからする人がいるならば
少しは分かってあげられるかな
と思います

人は自分の価値観で
色々な判断をするもの
そのお話をまた続けて書きたいと
思います




心の支えになっている言葉

2019-09-09 00:46:00 | 好きな言葉
私には好きな言葉があります

『尊敬すべき幸福な人は、
逆境にいても、
つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である』

これは武者小路実篤の言葉です
昔から好きでしたが
夫を亡くしてから
今まで以上に支えにしている言葉です

以前は病気になる事も
死ぬ事も恐怖でした
でも夫を亡くして
死が身近である事を目の当たりにし
誰にいつどんな形で訪れるのか
全く分からない出来事であることを
改めて感じ
夫が待つであろうその世界に
自分が行くのを恐れなくなりました

夫は生前
私が居なくなる事や
病気になる事を私自身よりずっと
怖がり
もし私が重い病に冒されたら
今よりもっともっと働いて
稼いで絶対に治してやる
と言っていました
なのに突然居なくなってしまうなんて

それでも私は
定命尽きるまで
生きて行かなくてはなりません
悲しくて寂しくて
1人で生きて行くなんて
辛すぎるけど

あれもしようね
あそこに旅に行こうね
そんな2人でしようと思っていた全てが
もう出来なくなってしまったけど
それが現実

これから
私がどう生きて行くのか
夫の居ない時間の中で
何が出来るのか
今はまだ無理だけど
前を向いて努力して行けたらいい
と思っています

武者小路実篤の言葉にあるように
再生の努力をする人に
少しずつ近づきたいです






2019-09-08 00:33:00 | 
夫は良く夢に出て来ます
昨日も今日も朝方出て来ました
どんな内容だったか
しっかりと憶えている時もあれば
出て来た事だけは憶えていると言うような
日もあります

夢は私が脳内で
勝手に作り出したストーリーなのかも
しれないけど
それでも寂しがり屋だった夫が
私に会いたくて出て来ているんだと
思う事にしています

先週
娘の夢に出て来た夫は
子供1人1人をハグして
愛してるよって
言ったそうです
生前、子供達には照れて
自分の気持ちなんて
言った事も無かったのに
天に召されてから
伝えるなんて
どこまで不器用なの?

でもね
そうやって
子供達や私の所に来て
悲しいけど
温かい想いを今なお
置いて行ってくれて
ありがとうね
パパ