2021年08月05日
2021年7月27日、東京オリンピックのソフトボールの決勝で日本はアメリカに2対0で勝ち、金メダルを獲得した[138]。同年8月4日午前、日本代表の投手の一人で、名古屋市出身の後藤希友は報告のため名古屋市役所を訪問。河村は金メダルを見せてほしいとリクエストし、後藤から首にかけてもらうと突然、自らのマスクを外して金メダルをかんだ。
この模様の映像がテレビやネット配信のニュース等で報じられると、市役所宛てに、河村に謝罪を求めたり、新型コロナウイルスへの危機感の欠如を指摘したりする電話やメールが、同日午後5時半までに約50件あった。後藤が所属するトヨタ自動車は同日、コメントを発表。「金メダルはアスリートの長年にわたる、たゆまぬ努力の結晶。またコロナ禍においてメダル授与ですら、本人が首にかけるという状況下においての今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や賞賛、感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思う。河村市長には、責任あるリーダーとしての行動を切に願う」と強く抗議した。
河村は同日、「(かむ行為は)最大の愛情表現だった。金メダル獲得は憧れだった。ご迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを発表した。