隠し里

聖書の言葉。
イタリア語と日本語を記載しました。

聖マリア・マグダラの祝日 ヨハネによる福音書20.1-2,11-18

2021-07-22 16:55:01 | 典礼

Or il primo giorno della settimana, la mattina per tempo, mentr’era ancora buio, Maria Maddalena venne al sepolcro, e vide la pietra tolta dal sepolcro.

Allora corse e venne da Simon Pietro e dall’altro discepolo che Gesù amava, e disse loro: Han tolto il Signore dal sepolcro, e non sappiamo dove l’abbiano posto.

 

Ma Maria se ne stava di fuori presso al sepolcro a piangere. E mentre piangeva, si chinò per guardar dentro al sepolcro,

ed ecco, vide due angeli, vestiti di bianco, seduti uno a capo e l’altro ai piedi, là dov’era giaciuto il corpo di Gesù.

Ed essi le dissero: Donna, perché piangi? Ella disse loro: Perché han tolto il mio Signore, e non so dove l’abbiano posto.

Detto questo, si voltò indietro, e vide Gesù in piedi; ma non sapeva che era Gesù.

Gesù le disse: Donna, perché piangi? Chi cerchi? Ella, pensando che fosse l’ortolano, gli disse: Signore, se tu l’hai portato via, dimmi dove l’hai posto, e io lo prenderò.

Gesù le disse: Maria! Ella, rivoltasi, gli disse in ebraico: Rabbunì! che vuol dire: Maestro!

Gesù le disse: Non mi toccare, perché non sono ancora salito al Padre; ma va’ dai miei fratelli, e dì loro: Io salgo al Padre mio e Padre vostro, all’Iddio mio e Iddio vostro.

Maria Maddalena andò ad annunziare ai discepoli che avea veduto il Signore, e ch’egli le avea dette queste cose.

 

 

さて、一週の初めの日に、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に行くと、墓から石がとりのけてあるのを見た。

そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もうひとりの弟子のところへ行って、彼らに言った、「だれかが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません」。



しかし、マリヤは墓の外に立って泣いていた。そして泣きながら、身をかがめて墓の中をのぞくと、

白い衣を着たふたりの御使が、イエスの死体のおかれていた場所に、ひとりは頭の方に、ひとりは足の方に、すわっているのを見た。

すると、彼らはマリヤに、「女よ、なぜ泣いているのか」と言った。マリヤは彼らに言った、「だれかが、わたしの主を取り去りました。そして、どこに置いたのか、わからないのです」。

そう言って、うしろをふり向くと、そこにイエスが立っておられるのを見た。しかし、それがイエスであることに気がつかなかった。

イエスは女に言われた、「女よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか」。マリヤは、その人が園の番人だと思って言った、「もしあなたが、あのかたを移したのでしたら、どこへ置いたのか、どうぞ、おっしゃって下さい。わたしがそのかたを引き取ります」。

イエスは彼女に「マリヤよ」と言われた。マリヤはふり返って、イエスにむかってヘブル語で「ラボニ」と言った。それは、先生という意味である。

イエスは彼女に言われた、「わたしにさわってはいけない。わたしは、まだ父のみもとに上っていないのだから。ただ、わたしの兄弟たちの所に行って、『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』と、彼らに伝えなさい」。

マグダラのマリヤは弟子たちのところに行って、自分が主に会ったこと、またイエスがこれこれのことを自分に仰せになったことを、報告した。


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