爺ちゃんの戯言(たわごと)

時の速さに置いてきぼり!

我が家のトイレの張り紙

2020年04月24日 | 日記
我が家のトイレには十何年前から一枚の張り紙がある。
カミさんが張ったものなのだが、このご時世改めて読んでみると結構笑えるのである。



ボケずに長生きしなはれや!

1 歳を取ったら出しゃばらず
  憎まれぐちに泣き言に 人の陰ぐち愚痴言わず
    他人の事はほめなはれ 聞かれりゃ教えてあげてでも
      知ってる事も知らんふり いつでもアホでいるこっちゃ

2 勝ったらあかん負けなはれ
  いずれお世話になる身なら 若いもんには花もたせ
    一歩下がってゆずるのが 円満に行くコツですわ
     いつでも感謝忘れずに、どんな時でも「へえ おおきに」

3 お金の欲を捨てなはれ
  なんぼゼニカネあってでも 死んだら持っていけまへん
   「あの人は えぇ人やった」 そないに人から言われるよう
    生きてるうちにバラまいて 山ほど徳を積みなはれ

4 と・・言うのは表向き
   ほんまは銭(ぜに)を離さずに 死ぬまでしっかり持ってなはれ
    人にはケチと言われても、お金があるから大事にも
     みんなベンチャラ言うてくれる 内緒やけどホンマだっせ


5 昔の事は みな忘れ自慢話はしなはんな
  わしらの時代はもう過ぎた なんぼ頑張り力んでも体がいうことききまへん
   あんたは偉い わしゃアカン そんな気持ちでおりなはれ

6 わが子に孫に世間さま
  どなたからも慕われる ええ年寄りになりなはれ
   ボケたらあかん そのために 頭の洗濯生きがいに
    なにかひとつの趣味持って せいぜい長生きしなはれや!


今、コロナコロナで恐ろしい環境の中、トイレの中にあった一枚の紙が頬をゆるめてくれました。