渓谷なんだけど・・周りは平地 （岩手 厳美渓）

☆　川だけを見ると山奥の渓谷　　☆

岩手県の一関市
東北自動車道の一関インターから１０分程度の場所
田んぼや低山が続いている農村地区
そこを流れる磐井川
その厳美町地区の一部分およそ２キロの部分が１０数メートルの深さに削られている
そこを「厳美渓」という

中心部分の川の中の大きな岩の周辺が公園になっている
周りには土産物屋などが建ち並ぶ
その公園へ行ってきた



こんなすごい渓谷になっている
観光ガイドでこの渓谷の写真を見ていた
車で向かう途中はさぞ山の奥の方へ入っていくのだろう
その様に思っていた

ところが
田んぼの真ん中の道を走っていると
この先が厳美渓という看板があり驚いた
本当にその川の部分だけが深く削られているのだ
そして
その渓谷の様は
川の上に行かないとみられない
５０メートル手前の道路から見ると両岸の木だけしか見えない

また渓谷は大きな岩を見事にくりぬいている
水の勢いっていうのはすごいね

さてこちらの写真



これは「空飛ぶダンゴ」と呼ばれているもの
公園の岩場から対岸の茶店へとワイヤーが張られている
そのワイヤーに大きな桶がぶら下がっている
茶店のほうが公園の岩場より高い位置にあるので
普段桶は公園の岩の上にある
この桶にお金を入れて木の板を木槌でたたくと
茶店の人がその桶をスーッと引っ張っていく
（写真左の木の間から見えるのが茶店だ）
そしてしばらくすると
桶にお団子とお茶が入れられて
スーッと降りてくるのだ（写真は降りてくる桶）

やってみたかったが
行列になっていたのであきらめた（残念・・）

紅葉が見れればいいなぁ・・と思っていったが
まだ紅葉には早かった（こちらも残念！！）