静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

静岡市のおじさん税理士「かんべ」です
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面白かった「阿部龍太郎・・家康」・・・ (静岡新聞朝刊の連載小説) 

2018年01月29日 | テレビや新聞の話題
☆・・当時の資金源は海から・・☆

静岡新聞の朝刊に連載されていた
阿部龍太郎さんの「家康」
毎日面白く読ませていただいた
もっと続いてほしかったが・・
先週で終わってしまった
本能寺の変の40日前で終わりだった

この後に家康がどのような考えのもとに天下を収めるに至ったのか
その辺りを阿部さんの筆で読んでみたかった

自分は時代小説を読むことはあまりなかった
(というより・・小説を読むこと自体があまりない)
戦国時代の実力者たち・・何を求めて何を奪い合っていたのか
小説の中では織田信長が家康に教える・・という形で書かれていた

当時の収入源が今とは大きく違っていたこと
あの頃の大量輸送の主流は船
その航路を押さえたものがその収入を手にする
その中でも琵琶湖という航路の重要性が語られていた
確かに北東から都の京都に入るルートは琵琶湖だ
一方、瀬戸内からは大阪堺だ
それらを押さえていた「延暦寺」や「本願寺」はその収入で力を蓄えていた
だから・・滅ぼす対象となった
その辺りがよくわかった
ただその戦い方はちょっとやり過ぎだ・・と思うのだがね

また貿易は武器を手にする重要な手段
その意味でも港を押さえることは重要だった
特に強敵に武器が入らないようにすることは大問題
伊勢を押さえるのにも手段を択ばなかったのは、武田に武器が渡らないようにするためだった

外国との交流の仕方にも・・なるほど~・・だった

などなど
読んでいて「へ~・・そうだったんだ」の連続だった
終わったのが・・本当に残念だ

そういえば
数年前の日経の連載小説「等伯」も阿部龍太郎さんだった
あの小説も面白く読ませていただいた

阿部さんの時代小説にちょうと浸ってみようかな

そんなふうに思っています

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