静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

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墓友・・・   (現代的な交友関係の一形態)

2021年05月31日 | テレビや新聞の話題
☆・・同じお墓に入ろう・・☆

「墓友」(ハカトモと読む)
この言葉は新聞記事で見かけた
新聞が記事として取り上げるのだから最近の流行りなのだと思う
ということは
「ママ友」「メル友」「テレ友」「スカ友」「飲み友」などと同じ、なんらかの目的や待遇、嗜好などが合致する人たちの集まりの形態になるのでしょう

例題に挙げた「○○友」のなんらかは

「ママ友」は子供の集まりの中でのママの集まり
「メル友」はメール仲間
「テレ友」はドラマやバラエティなどのテレビ番組を見て感想を言い合う仲間
「スカ友」とはスカイプ仲間
「飲み友」とはいわゆる飲み仲間

では「墓友」はどんな仲間なのだろうか
ウィキペディアでは『墓友(はかとも)とは日本において見られる交友関係の一形態。死後には共同墓地などといった同じ墓に入ることを前提として付き合っている交友関係のことを言う。』
とある

要は、「私たち死んだら同じお墓に入りましょうね、あの世でも一緒ヨ」と誓い合ったお友達のこと

私にはちょっと理解しがたいのですが、死後も一緒にいたいというのはかなり強い関係ですよね

日本においてのお墓というのは、先祖代々の墓が多いと思う
いわゆる「○○家の墓」というお墓ですよ
墓地の広さがないので一人一入りのお墓を作る余裕がない、よってその家で亡くなった人はみな一つのお墓に入る
またこのほうが残された子孫たちも管理しやすい
自分の家にそのような先祖代々のお墓があり、自分もそこに入るのが当たり前だと思っている人は、共同墓地に入ろうとは思わないと思う

では墓友仲間になる人はどのような人なのだろう
親元をはなれ別居し、子供たちも独立し一人暮らしになった人などが、年老いて老人施設に入った場合などは対象になるのだろう
また、先祖のお墓はあるけれどそれは飛行機や新幹線などでないといけない遠距離にある、だから自分は先祖のお墓には入らないと決めた人なんかも対象でしょう

「自分は墓友と同じお墓に入るからお墓の心配はしなくていいよ」なんてことを子供たちや兄弟姉妹などに日頃から伝えているのでしょう

共同墓地というとお墓のことを指すと思うのだが、樹木葬なんかもいわゆる共同墓地に当るよね
「私たち死んだらあの森に眠りましょうよ」なんて言うのも墓友なんでしょう

考えてみれば、老後にそのような友人ができるっていうのは、いい老後を過ごしている証拠なのかも・・・ね
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