静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

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液体燃料と固体燃料 (ロケットの話) 

2017年08月25日 | 雑誌やネットからの話題
☆・・ロケットと風船・・☆

ロケットがなぜ宇宙まで飛んでいけるのか?
その仕組みは・・風船・・と同じだって

風船に空気を吹き込む
口をふさがずに指で押さえて持つ
その指をパッと離す
すると風船は?
プス~・・・
と空気を噴き出して飛んでいくよね
風船の重さより噴き出す空気の推力のほうが大きいから飛ぶんだ
そして噴き出す空気が無くなると・・落ちる

ロケットも同じだという
何百トンもあるロケットが地上を離れ上に向って飛ぶ
それは
ロケットの中に詰められた燃料を燃やすと大量のガスが発生する
発生したガスはその後に作られたガスに押し出されてノズルより勢いよく噴き出す
燃料の燃え方が激しいのでガスがすごい勢いで発生する
そしてガスの噴き出す推力がロケットの重さ以上になると
ロケットはガスが噴き出すのと逆方向に飛ぶのだ

風船と同じで燃料を使い果たすとロケットは空になる
風船は一段しかないから落ちるが
ロケットは2段も3段もあるから
空になった1段目を切り離して2段目の推力で飛び続けることができる
1段目のロケットはその中に詰められていた燃料と本体の重量が大きい
2段目は発射時の重量よりはるかに軽くなっている
だから1段目より小さい推力でも飛ぶ力は大きくできる

あのH2Aロケットは300トンの重さになる
そのうち90%近くが燃料の重さなんだって
いかに発射時の推力が大きくなければいけないのかがわかるよね

さてその燃料
H2AやH2Bは液体燃料だ
燃える燃料は液体水素で、燃やすための酸化剤は液体酸素だ
この液体水素や液体酸素は蒸発しやすいという問題がある
だから発射の直前まで積み込めないそうだ
だが、この液体水素と液体酸素の燃焼でできるガスの推力は秒速4000メートルになるそうだ
少ない燃料で大きな推力を生み出す
実際は燃焼を中断したり再発火したりしして姿勢を制御しているんだってさ

一方固体燃料は
燃料と酸化剤を練り混ぜて固体化してある
だから固体燃料は長期間入れたままにすることができるという
だが、固体燃料の場合は一度発火したら最後まで止められないという点が液体に劣るそうだ
日本では小型ロケットのイプシロンが固体燃料なんだって

発射直前積み込む液体燃料・・とか
既に積み込まれているから直前の準備がなく飛ばせる固体燃料・・
なにやら
北の国のミサイルのニュースで聞いたような話ですね
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