エレベーター事件の続編 （新しい情報がいくつか）

☆　朝のニュース番組で新たな情報を聞いた　☆

昨日のこのブログで書いた中国は西安のエレベーター事件
新聞記事から感じたことを書いたのだが・・事実関係が大きく誤っていた

まずこのマンションのエレベーター
自分は１台しかないものだと思っていたが・・実際は２台あった
そして事件があった１台以外のもう１台は・・普通に動いていた
だから
マンションの住人たちはそのエレベーターを普通に使っていた
よって片方のエレベーターが壊れていて、一か月も動かなくても大騒ぎにはならなかったのだと思う
この点がわからなかったので・・昨日は誹謗するような内容になってしまった
（反省しています）

事実は
１月３０日に２台あるエレベーターのうち１台が動かなくなった
マンションの人がエレベーター整備の会社の人を呼んだ
１月３０日は土曜日でした
そしてその会社は翌日から春節の長い休みが予定されていた
駆け付けた整備の従業員は・・すぐには直らないと判断したのでしょう
その日の作業をやめて・・そのエレベーターの電源を切って帰ってしまった
ところが
エレベーターが動かなくなった時点で・・内部に女性が取り残されていたのだ

そこまでのことも・・その女性にとって不幸だったのだが・・
もっと不幸だったのは・・
この女性がこのマンションに一人暮らしだったため・・帰らないと心配してくれる同居人がいなかった・・こと
だから・・この間この女性を本気で捜してくれる人がいなかった
考えてみれば・・エレベーターの天井の非常口って・・土台が無けりゃ届かない・・よね
女性は簡単な用事でエレベーターに乗ったのでしょう・・携帯も持っていなかったらしい
着替えもなかった・・寒かったでしょう・・
食べ物も持っていなかった・・空腹に襲われたでしょう・・だんだん力が入らなくなる
発見されたとき・・エレベーターの壁には・・ひっかいた跡が無数にあったそうだ
可愛そうでしたね～

この女性の冥福を祈ります


中国国内で
この整備会社がエレベーター内部を確認せずに電源を切って帰ってしまったことに批判が集中した
そこに批判が集中することが理解できないと書いた昨日のブログを撤回します