亀田フットボールクラブ

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インフル予防に「塩うがい」

2009年11月06日 | Weblog
一昔前は、風邪防止のために「塩水でうがいする」のが当たり前だった。この「塩うがい」は、それに類似した方法が江戸時代の貝原益軒の「養生訓」で紹介されているなど、民間伝承的に知られている昔ながらの衛生習慣である。とはいうものの、これまで、その有効性の科学的根拠はあまり示されてこなかった。
赤穂化成株式会社塩うがいの有効性についての研究成果を発表した。
研究で着目されたのは、唾液中に含まれる免疫物質である「S-IgA」。口腔の生体防御機構は、経口感染や経気道感染などの感染経路によって引き起こされる疾病を予防し、生体の恒常性を維持する上でも非常に重要であると考えられている。特に、「S-IgA」は、口腔の粘膜免疫機構の主役を果たしているとされている。
この研究では、ナトリウムを用いて調製した塩溶液、マグネシウムを主成分としたニガリを用いて調製した溶液の混合液を披験物として用い、対象物として水道水を使用。試験対象者が、被験物、対象物でうがい後、S-IgAを測定。その結果、ナトリウム45%、マグネシウム30%の濃度で、S-IgA量が増加することが認められた。
インフルエンザは「これをしていれば絶対に罹らない」というものではないだろうが、同時に生活習慣の改善により、リスク低減を図れるのも事実。小まめな「塩うがい」、習慣にしてみてはいかが?




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